【映画】フレンチ・ディスパッチ:ザ・リバティ・カンザス・イヴニング・サン別冊 感想 レビュー 〜オシャレで軽快!ユーモアあふれる観ているだけで心地よい作品!〜

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こんにちは

ツルヒゲです

今回は2021年に公開されたコメディ映画

フレンチ・ディスパッチ:ザ・リバティ・カンザス・イヴニング・サン別冊

の感想と魅力について書いていきたいと思います

ファーストインプレッション

『オシャレで軽快!ユーモアあふれる観ているだけで心地よい作品!』

概要

フレンチ・ディスパッチ:ザ・リバティ・カンザス・イヴニング・サン別冊』は2021年に公開されたコメディ映画

「グランド・ブダペスト・ホテル」「犬ヶ島」のウェス・アンダーソン監督が実在する雑誌『ザ・ニューヨーカー』からインスパイアされ、20世紀フランスの架空都市を舞台にエスプリ、ユーモアをふんだんに盛り込み、個性的な雑誌編集者たちの記事をオムニバス形式で描くフランスのカルチャーへの愛とリスペクトを表した映画作品

監督はウェス・アンダーソン
主演はビル・マーレイ、ベニチオ・デル・トロをはじめ他豪華キャストが多数出演

ストーリー

物語の舞台となる20世紀フランスの架空都市アンニュイ=シュール=ブラゼに編集部がある
1925年創刊の『ザ・フレンチ・ディスパッチ』誌
『ザ・フレンチ・ディスパッチ』誌は世界中のジャーナリストが寄稿する国際問題、アート、ファッション、グルメなどあらゆる記事で人気を博していた

しかしある日、編集長アーサー・ハウイッツァー・Jr.(ビル・マーレイ)が急死
遺言によって廃刊が決定、突如として最終号となった『ザ・フレンチ・ディスパッチ』誌
「自転車レポーター」のエルブサン・サゼラック記者(オーウェン・ウィルソン)をはじめとした
個性豊かなキャラクターたちが書いた記事をオムニバス形式でエスプリ、ユーモアをふんだんに盛り込み、最終号『フレンチ・ディスパッチ:ザ・リバティ・カンザス・イヴニング・サン別冊』の様子を描いていく

感想・レビュー

評価4.0 / 5

ティザーを観て「オシャレで面白そうだな!」と安易な気持ちで映画館へ観に行ってきましたが、
宣伝広告を見た印象を遥かに超えるオシャレで笑えるツルヒゲ的最高傑作の一つに仲間入りしました!

雑誌のような映画!?

本作は映画そのものが「雑誌のような」作りになっています
映画なのに雑誌???」と困惑してしまいますが、
そもそも原案構想のベースとなっているのが「ニューヨーカー」という実在した雑誌

本作においては20世紀のフランス架空都市アンニュイ=シュール=ブラゼを舞台に
ファッション、カルチャー、コラム、地域の話題、社会問題などを題材として
プロローグと3つのまったく別の主人公からなる短編ストーリーを”記事”という扱いで繰り広げられます

個々の物語どうしには関連性がほぼないのですが、
作品全体に一貫した雰囲気が漂っていて一冊の「雑誌」のようにキレイにパッケージングされ
アニメーションや文字、ファンタジーにあふれたカットなどさまざまな手法を使って編集し
まるで”雑誌読者がページをめくりながら想像している光景”を映像化したような作品に仕上がっています

とにかく登場人物や映画そのものがオシャレでカワイイ!

本当にキャストが豪華でベニチオ・デル・トロ、エイドリアン・ブロディ 、 レア・セドゥ 、フランシス・マクドーマンド 、ティモシー・シャラメなどをはじめとする、過去から現在に至るまでの名だたる名作に出演している俳優たちがぞくぞくと登場し映画全体が華々しく飾られています!

その豪華キャストたちの名演技にくわえて
こだわり抜かれたファッションやセット
そこにフランスの哲学的な思想やそこからにじみ出る雰囲気
そしてひと癖もふた癖もあるギャグなど
架空都市アンニュイ=シュール=ブラゼという名前の通り
本作はアンニュイシュール
中から見ても外から見ても
とにかく映画そのものがオシャレでカワイイ!

※劇場でゲットできるパンフレットも本当に可愛くてツルヒゲはつい購入しまいました!

観ているだけで心地よい作品

とにかく本作はさまざまな手法と編集で軽快にそして愉快に物語が進んいきます

作品によってはテンポがあまりにも速いと
事前に情報が必要であったり、一度では意味が分からなかったりと観づらい印象がありますが、

本作は特徴のあるセットの使い方、アニメーション、カラーとモノクロの使い分け、突拍子もない演出やセリフなど
さまざまな演出や編集、そして抜群のセンスを屈指してとてもインパクトのある映像が続いていくのでしっかり内容が入ってきて観やすくなっているとともに
そのテンポの良さが作品の面白さに拍車をかけて

”観ているだけでとても心地よい”作品に仕上がっています

まとめ

フレンチ・ディスパッチ:ザ・リバティ・カンザス・イヴニング・サン別冊の感想と魅力について書いてきました

雑誌を家で読むように好きなページから観たり、好きなシーンを繰り返し観たり、ちょっと考えながら観てみたり

何度も観ることができる映画だと思います

ツルヒゲもこの先何度も観ようと思う作品です!

本当にオシャレで笑えてすごく人間味のつまった映画

フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ:カンザス・イヴニング・サン別冊

肩の力を抜いて観られるおすすめの映画です!

 

良き映画体験を!

ツルヒゲ

 

この記事を書いた人
ツルヒゲ

ツルヒゲブログ~平凡大全~を運営している、ツルヒゲです
30代を目前に急に髪が薄くなったことをキッカケに
スキンヘッドにヒゲというスタイルで運良く一般企業に就職
休日は育児をしつつ家族とコーヒーを飲みながら過ごしたり
バンドやサウンドクリエイターなどの音楽活動しています

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